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2026-09-30

マルハナバチ、3Dプリンタ製プラスチックで「はちみつ壺」をDIYしていた

プラスチックゴミが自然界に与える悪影響はよくニュースになりますが、「マルハナバチがプラスチック片をうまく利用して巣づくりしていた」という、ちょっと意外な実験結果が報告されました。もちろん、だからといってゴミを捨てていいという話ではないのですが、昆虫のしたたかな適応力が垣間見える研究です。

実験を行ったのは、アメリカなどの研究チーム。彼らはマルハナバチ(ハチミツを集める大型のハチ)に、普通の巣材のほかに、奇妙な形をした3Dプリンタ製のプラスチック片を与えてみました。本来ハチたちは、花粉や蜜ろう(ミツバチのロウ)などを使って、蜜をためるための“小さな壺”のような構造を作ります。

ところが観察してみると、ハチたちは「見慣れないプラスチック片」を単なる障害物として無視するどころか、うまくかみ合わせたり埋め込んだりしながら、ちゃんと蜜をためられる容器に仕立ててしまったというのです。まるでDIY好きの人間が、ホームセンターで適当な素材を見つけて棚を作る、あのノリに近いかもしれません。

研究者たちは、これはマルハナバチが「巣の建材」に対してかなり柔軟な発想を持っている証拠だと見ています。自然界では、木の小片や葉っぱ、泥など、もともといろいろな素材を組み合わせて巣を作ってきたはずで、その延長線上として“ちょっと変わったプラスチック”も使いこなしてしまった、というわけです。

とはいえ、プラスチックそのものがハチや幼虫にとって安全かどうかは別問題で、この研究でも「適応力はすごいけれど、だからといって環境中のプラスチックが無害という話ではない」と注意が促されています。ハチ側がしたたかに工夫してくれるからこそ、人間側もなるべく余計なゴミをばらまかない努力をしたいところですよね。

もし自分の家を「身の回りのガラクタだけ」で増改築しなきゃいけないとしたら、どんなものを建材に流用してみたいですか?

元記事: Bumblebees don’t mind a little plastic in their honeypots