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2026-09-29

145℃でも分裂OK?“火の国”で見つかった「耐熱アメーバ」が生命観をゆさぶる

「お風呂のお湯(40℃前後)でも十分熱いのに、その3倍近い温度で生きる生物がいる」――そんな話を聞いたら、ちょっとSFっぽく感じませんか?アメリカ・カリフォルニア州の火山地帯で、新種の“超耐熱アメーバ”が見つかり、研究者たちをざわつかせています。

舞台は、ラッセン火山国立公園という、温泉や噴気孔が点在するエリア。ここで採取された泥やお湯を詳しく調べたところ、147°F(約64℃)どころか、293°F(約145℃)という、料理用のオーブン級の温度でも活動できるアメーバが見つかりました。通常、複雑な細胞構造をもつ真核生物(しんかくせいぶつ:人間や動物、植物などもここに入る)は、せいぜい60℃前後までが限界と考えられてきましたが、この新種はその“常識ライン”をゴリゴリ押し上げてしまったわけです。

研究によると、このアメーバは細胞膜やタンパク質を特殊な成分でガチガチにガードしているらしく、熱で変性しにくい“耐熱仕様”になっている可能性が高いとのこと。また、高温になるほどむしろ元気に動き回り、145℃近くでも分裂して増えられる様子が観察されています。

もしこうした生物が地球で成り立つのなら、「金星みたいな高温惑星にも、まさかの生命が潜んでいるかも?」と、宇宙生物学の想像力もかき立てられます。生命の“生きられる範囲”は、私たちが思っているよりずっと広いのかもしれません。

あなたの「ここまでが限界!」というラインは、どのあたりの温度ですか?

元記事: Meet the ‘Fire Amoeba,’ a Newfound Blobby Organism That’s Defying Expectations About How Much Heat Complex Life Can Handle