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2026-09-29

エクセル40年のタブー崩壊?「1セル=1つの値」ルールをやめたらどうなる

表計算ソフトといえばマイクロソフトのExcel(エクセル)。1980年代から続いてきた“暗黙の大原則”がありました。それが「1つのセルには1つの値だけ入れる」というルールです。しかし、リリース40周年を前に、このルールがついに崩れつつあります。

テック系メディアによると、マイクロソフトは新しいエクセルの仕様として、1つのセルに複数の値やオブジェクトをまとめて持たせる機能を本格的に展開し始めています。すでに「スピル(SPILL)機能」や「配列(アレイ)数式」で、1つのセルから複数セルへ値を“噴き出させる”ことはできましたが、今後は「セル自体が小さなテーブルやオブジェクトを抱え込む」ような使い方が標準になっていく可能性があるとのことです。

開発者の狙いは、

  • データベースやPythonなどのプログラミング言語に近い、より柔軟なデータ構造を持ち込む
  • データ分析や機械学習用のデータ処理を、エクセルだけで完結しやすくする
  • 行列やネストしたリストなど、これまで無理やりシートを分けて表現していたものを、1セルの中でスマートに扱えるようにする

といった点にあるようです。

一方で、ユーザー側からは「これまでの“エクセル的常識”が通用しなくなるのでは?」という戸惑いの声も上がっています。たとえば、「セルごとに合計する」「一列に同じ種類の値が入っているはず」といった前提で作られたマクロやシート設計は、見直しが必要になるかもしれません。

とはいえ、長年エクセルと格闘してきた人なら、「セルに“ただの数字以上のもの”を入れたい」と思ったことが一度はあるはず。40年目にしてようやく、その“禁じ手”が公式に解禁されつつある、と考えるとワクワクする変化でもあります。

あなたは、エクセルにどこまで“プログラミング的な力”を持たせてほしいと思いますか?

元記事: After 40 years, Excel is breaking one of its oldest rules: one cell, one value