2026-09-27
ワイオミングで見つかった「ぽっちゃりイカのオバケ化石」がかわいすぎる
アメリカ・ワイオミング州で、古生物学者たちがちょっと変わった化石を発表しました。ジュラ紀(約1億6,000万年前)の海にいた「ベレムナイト」というイカの仲間の一種で、新種として Wyoteuthis linsterorum と名付けられています。
このイカ、専門家いわく「とにかく太い」。普通のベレムナイトはシュッとした鉛筆のような体型ですが、この種はお尻のほうがどっしりしていて、研究者が「the chunkiest squid-butt(史上いちばんむっちりなお尻のイカ)」と表現したほど。化石に残る硬い部分(内骨格)がずんぐりしているため、そう呼ばれているそうです。
見つかったのは、現在は砂漠に近い地域ですが、当時は浅い海が広がっていた場所。ワイオミングは恐竜だけでなく、海の生き物の化石も豊富に出るエリアとして知られています。今回の標本から、当時の海にどんなイカが泳いでいたのか、どんな生態系だったのかが少しずつわかってきました。
この新種名の「Wyoteuthis」はワイオミング州(Wyoming)+イカを意味するギリシャ語由来の teuthis を組み合わせたもの。「linsterorum」は、地元で化石の発見や研究を長年サポートしてきた一家にちなんだ名前だそうです。地域の人たちの協力があってこその“ぽっちゃりイカ”なんですね。
細マッチョ系の古代生物が多い中で、こういうずんぐり体型を見ると、太くてもちゃんと生き延びていたんだな、とちょっと安心しませんか?