2026-09-25
元素周期表に「超ヘンなホウ素」が仲間入り?物理学者も首をかしげる新構造
理科の授業でおなじみの「ホウ素(B)」に、教科書を書き換えレベルのニュースが飛び込んできました。物質としてのホウ素には、これまで知られていなかった“超ヘンな姿”が存在するらしいのです。
ホウ素は、ガラスや洗剤、半導体など、身近な工業製品に幅広く使われている元素。その原子がどう並ぶかによって、硬さや電気の通りやすさが大きく変わります。今回、理論物理学と実験を組み合わせた国際研究チームが見つけたのは、原子同士がかなり複雑なパターンで結びついた「新しい相(そう)」。
相というのは、固体・液体・気体のような“状態”のことで、同じ元素でも相が違うと、まったく別物の性質を示します。この新しいホウ素相では、電子が動くルールがかなり特異で、「一部の方向にはよく流れ、別の方向には流れにくい」といった、異方的(方向によって性質が違う)なふるまいを見せる可能性があるとのこと。
研究者たちは、この構造が「高温超伝導(高めの温度でも抵抗ゼロで電気が流れる現象)」や、まったく新しいタイプの電子デバイスにつながるかもしれないと期待しています。ただし、まだ基礎研究段階で、今すぐスマホが劇的に進化する…という話ではありません。
それでも、よく知っているつもりだった元素に、まだ“謎の姿”が隠れていたというのはワクワクしますよね。あなたは、周期表のどの元素に、まだ秘密の顔が残っていそうだと思いますか?