2026-09-23
映画業界の“意外な勝ちパターン”?「女性脚本×男性監督」の作品は儲かりやすいという統計
アカデミー賞シーズンになると毎年話題になる「映画業界のジェンダーバランス」。でも今回の研究が注目したのは、作品のクオリティではなく「どの組み合わせが一番お金を生むのか」という、かなり現実的なポイントでした。
コミュニケーション分野の学術誌に掲載された分析によると、過去の映画データを大量に集め、「脚本家の性別」と「監督の性別」と「興行収入」を統計的に比べました。その結果、もっとも利益率(投資に対する儲けの割合)が高かったのは「女性が脚本を書き、男性が監督した映画」だったそうです。中央値ベースで、男性脚本×男性監督コンビの作品より約34%も利益が高かった、というなかなかパンチのある数字が報告されています。
研究者たちは、「男女の視点がミックスされることで、物語がより幅広い観客に刺さりやすくなるのではないか」と推測しています。たとえば、キャラクターの感情の描き方と、派手な演出・アクションのバランスがとれたり、マーケティングしやすい題材が選ばれたりするのかもしれません。
もちろん、これはあくまで「平均値としての傾向」であって、「この組み合わせなら絶対ヒット!」という魔法のレシピではありません。それでも、長年「男性中心」と言われてきた映画産業の中で、女性脚本家がビジネス面でも重要なポジションにいる、というメッセージにはなりそうです。
あなたが好きな映画のクレジットを見直してみると、どんな組み合わせが多そうですか?
元記事: Female-written films directed by men earn higher profits, study finds