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2026-09-21

ティラノサウルスの体温は“ほぼ哺乳類”?歯の化石からわかった意外なぬくもり

恐竜といえば、「冷たい爬虫類(はちゅうるい)」というイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし最新の研究によると、あのティラノサウルス・レックス(T・レックス)は、私たち人間や犬・猫に近い“ほかほか体温”を保っていた可能性が高いそうです。

研究チームが手がかりにしたのは、T・レックスの「歯の化石」。歯のエナメル質や内部の鉱物には、当時の体温によって決まる微妙な同位体(アイソトープ)のバランスが残っています。これを高精度で測定すると、「この歯が作られたとき、体の中がおおよそ何度くらいだったか」が推定できるという、ちょっとSFじみた分析方法です。

今回の解析では、T・レックスの体温はおよそ38〜40度と推定され、現代の哺乳類とほぼ同じ、もしくはやや高いレベルにあったと報告されています。これは「恐竜は変温動物(外の気温に体温が左右される)だった」という昔ながらのイメージと真っ向から対立する結果です。

もちろん、すべての恐竜が同じだったわけではなく、種類によって体温のコントロール方法はバラバラだったと考えられます。それでも巨大な肉食恐竜が高い体温を維持していたとすれば、獲物を素早く追いかけたり、遠くまで移動したりするのに有利だったはず。いわば、「筋肉ムキムキな大型ほ乳類」に近い生態だったのかもしれません。

私たちが子どものころに見た図鑑の恐竜像は、ここ数十年でどんどん“アップデート”されています。羽毛が生えていたり、鳴き声や体温まで議論の対象になったり…。

あなたは、もし生きているT・レックスに触れるとしたら、「ひんやり」派と「ぽかぽか」派、どちらのイメージで想像していましたか?

元記事: T. Rex Had Mammal-Like Body Temperature, New Fossil Study Reveals