2026-09-21
世界で100年ぶりの“新ネコ科”誕生?ボリビアの森で見つかった手のひらサイズのヤマネコ
南米ボリビアの山あいに広がるユンガスと呼ばれる雲霧林で、「世界のネコ好きがざわつく」発見がありました。なんと、野生のネコとしては100年以上ぶりとなる“新しいネコ科動物”が正式に認定されたのです。
その名前は「レオパルダス・ティルカヨ(Leopardus tilcayo)」。現地の人々が昔から呼んでいた愛称を学名にしたそうです。体重は約2〜3キロ、体長はおよそ45センチほどと、見た目はまるでヒョウ柄の模様をまとった子猫。全身の茶色い毛に、黒い“ロゼット模様”(バラの花びらのような斑点)がびっしり入っていて、小型ながらかなりワイルドな雰囲気です。
研究のきっかけは2016年、ボリビアの保護施設に保護された「ちょっと変わった模様のネコ」。当初は、すでに知られている南米の小型ヤマネコ「トラネコ(Leopardus tigrinus)」の一種だと思われていました。しかし、模様の大きさや体格がどうも既存の記録と合わない…。そこで研究チームはDNAを詳しく調べることにします。
結果は「まったくの新種」。他のトラネコの仲間たちとは約140万年前に分かれた、独立した系統だとわかりました。つまり、人類がまだいないころから、アンデス山脈の森でひっそりと暮らしてきた“オリジナルのネコ”だったわけです。論文が出ると、「まだ地球上にこんな隠れキャラがいたのか」と世界中の研究者やネコ好きから驚きの声が上がりました。
おもしろいのは、最初にこのネコの存在を指摘したのが、地元の保護施設のスタッフや住民だったこと。研究者だけでは見逃してしまうような生物の多様さが、地域の“体感知識”として受け継がれていたのかもしれません。
あなたの身近にも、「実はまだ名前もついていない新種」がひっそり紛れ込んでいたりして…?
元記事: New cat species discovered in Bolivia for first time in over 100 years