2026-09-19
寝不足は「ほぼ全身の病気リスク」を底上げしていた?数十疾患をまとめて調べた大型研究
「睡眠は大事」とはよく言われますが、どれくらい大事なのか――をかなりガチで調べた研究結果が報じられました。中国・首都医科大学などのチームが、数十万人規模の健康データを解析し、「レム睡眠(夢を見やすい浅い眠り)」と「深いノンレム睡眠」が多い人ほど、多くの病気のリスクが下がっていることを示したのです。逆に、睡眠時間が1日5時間未満の人では、数十種類もの疾患リスクが軒並み高くなっていました。
今回の研究は医学誌PLOS Medicineに掲載されたもので、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)、代謝系疾患(糖尿病など)、一部の精神疾患まで、かなり幅広いカテゴリーの病気をまとめて解析しています。その結果、単に「寝る時間の長さ」だけでなく、「レム睡眠」と「深い睡眠」の割合が大きなカギになっているらしいことが見えてきました。
もちろん、これは観察研究であって、「たくさん深く眠れば絶対に病気にならない」という意味ではありません。それでも、「寝不足が続くとなんとなくだるい」レベルの話ではなく、長期的にはかなりシリアスなリスクを背負う可能性がある、というメッセージは強そうです。
スマホや動画でつい夜更かししてしまう現代の生活では、睡眠を削るのが当たり前になりがちですが、実はそれが“見えないローン地獄”みたいに健康の借金を積み上げているのかもしれません。今夜だけでも、いつもより30分早く布団に入ってみたくなりませんか?
元記事: Greater REM and deep sleep linked to lower disease risks in large study