2026-09-19
月面に“新しい巨大クレーター”が誕生?NASA探査機がつかんだ「一生に一度級」の瞬間
月の表面に、つい最近できたばかりとみられる巨大クレーターが見つかりました。NASAの月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が撮影した画像を比較したところ、以前は何もなかった場所に、直径数十メートル級の新しい穴がくっきり写っていたのです。研究チームは、かなりエネルギーの大きい隕石衝突が起こったとみており、「統計的にはほぼ一生に一度レベルのレアな観測」だとコメントしています。
月にはもともと無数のクレーターがありますが、その多くは何億年も前の“歴史の傷跡”。今回のように「いつの間にか新しい大きなクレーターが増えている」と確認できるケースは珍しく、しかも“ほぼリアルタイム”で把握できたのはかなり幸運です。LROは2009年から月を周回し続けている衛星で、同じ場所を何度も高解像度で撮り直すことで、こうした“変化”を見つけることができます。
なお、この衝突は地球には直接の危険はなかったと見られていますが、「月にこれくらいの石が当たる」ということは、「地球にも似たサイズのものが時々近づいている」ことの裏返しでもあります。研究者たちは、今回の観測データを使って「どれくらいの頻度で、どのサイズの天体が地球近傍を飛び回っているのか」を見積もる手がかりにしようとしています。
夜空に浮かぶ月を眺めるとき、「今この瞬間も、どこかで小さなクレーターが増えているかもしれない」と思うと、ちょっとスリリングですね。あなたは、月面の“新入りクレーター”にどんなニックネームを付けたくなりますか?
元記事: NASA spacecraft discovers a huge new crater on the moon