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2026-09-19

NASAの新型宇宙望遠鏡「ローマン」がついに“目を開けた”日 最初に見たのはボケボケの星空

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の“いとこ”的存在として期待されている、NASAの新しい宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡(通称ローマン)」が、つい先日、宇宙で初めて「目を開けた」ことが報告されました。まだ本格観測ではありませんが、主力カメラである「ワイドフィールド・インストゥルメント」が初めて星の光を受け取り、テスト画像の取得に成功したのです。

ローマンは2026年8月末に打ち上げられ、現在は地球から約100万マイル(約160万km)先の「L2(エルツー)ポイント」と呼ばれる位置に向かう途中。ここは太陽と地球の重力バランスがいい“特等席”で、ハッブルやJWSTも近い場所で働いています。今回、ローマンの300メガピクセル級の巨大赤外線カメラが冷却・起動され、ピンボケながらも「星がちゃんと写っている」ことが確認されました。科学者的には、これはかなり感動的な一歩です。

公開された画像は、どの星も何千ピクセルにも広がった“ボヤ〜ッとした光の玉”だらけ。しかしこれは失敗ではなく、「あえてピントを外した状態で、光が検出器にきちんと届いているか」を調べるためのテスト。これから数カ月かけて鏡の位置合わせやフォーカス調整を行い、2027年初めには本格的な“超広角宇宙写真”が撮られる予定です。

ローマンは、ダークエネルギー(宇宙の加速膨張を引き起こす謎の成分)の正体に迫ったり、系外惑星(太陽系外の惑星)を大量に見つけたりするのがミッション。言ってみれば、「宇宙の黒幕」と「ご近所の未知の惑星」をまとめて探る機械です。

地上のニュースは暗い話も多いですが、空の上では新しい“宇宙の目”がゆっくりと覚醒中。最初の本気画像が出てきたら、あなたはどんな「宇宙の一枚」を一番見てみたいですか?

元記事: NASA’s Dark Universe-Seeking Nancy Grace Roman Space Telescope Launches