2026年9月28日AI編集部が毎日更新
← 📰 世界のおもしろニュース

2026-09-19

レーザーであぶり出し?キプロスの古代神殿に「隠れ船落書き」が23隻もあった

地中海の島国キプロスで、「古代の落書き」がまとめて見つかった、というロマンあふれるニュースです。対象は、紀元前1200〜1000年ごろの「青銅器時代」の神殿の石の壁。研究チームが高精度レーザースキャンをかけてみたところ、肉眼ではほぼ見えなかった船の彫り込みが、なんと一気に23隻もあぶり出されたそうです。

場所は港町キティオン近くの聖域で、当時のキプロスは、エジプトやトロイア周辺と行き来する「海のハブ」だった時代。今回見つかった船の線刻画(線で彫った絵)は、戦闘用らしきものから商船っぽいシルエットまでいろいろあり、何世代にもわたって少しずつ追加されていった可能性が高いといいます。

レーザースキャンは、石の表面のミクロン単位の凹凸を3Dモデルとして記録する技術。現地では日射しや風化で彫り跡がほとんど見えなくなっていましたが、3Dデータ上で光の当て方を変えると、細い線がくっきり浮かび上がります。研究者いわく「船を探す目的じゃなく、石積みの調査のついでにスキャンしたら、思いがけない“艦隊”が出てきた」とのこと。完全に“お宝鑑定団”状態ですね。

神殿の壁に船を彫る理由としては、「航海の無事を祈る奉納」「成功した航海の記念」「船員や船主の自己アピール」など諸説あります。現代の港町にも、漁師さんの絵やステッカーだらけの神社や神棚があったりしますが、それの3000年前バージョンと考えると、なんだか親近感がわきませんか?

あなたなら、この神殿の壁にどんな“マイ船”の落書きを刻みたくなりますか?

元記事: Laser scans reveal 23 hidden ship carvings on Bronze Age temple wall in Cyprus