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2026-09-18

「動物の脳波」を野外で丸ごと記録 10円玉より軽い“シェフ帽ガジェット”登場

動物が“自然の中”でどんなことを考えているのか──。それを直接のぞき見できる、ちょっとSFっぽいデバイスがアメリカで開発されました。コーネル大学の研究チームが作ったのは、なんと10円玉より軽い「脳波記録ガジェット」。形が小さなコックさんの帽子に似ていることから、研究者のあいだでは「シェフ帽」と呼ばれているそうです。

この装置は、柔らかい電極を動物の脳に差し込み、そこからの信号をワイヤレスで長期間記録できます。これまで脳活動を測る装置は、大きくて重かったり、ケーブルで動物と機械をつないだりする必要がありました。そのため、実験室の狭い箱の中でしか使えず、「森の中を仲間と走り回る」といった自然な行動はほとんど観察できませんでした。

ところがこの新デバイスは、防水仕様で外でも使えるうえ、体への負担がかなり小さいのがポイント。研究チームはすでに、コウモリの集団飛行や、野外でのげっ歯類(ネズミの仲間)の行動などでテストを始めています。脳のどの部分が、仲間とのコミュニケーションやナビゲーションに関わっているのか、これまで以上にリアルなデータが取れると期待されています。

もちろん、動物福祉(ウェルフェア)への配慮や、データの扱い方など、考えるべき点もたくさんあります。ただ、「研究室ではおとなしいのに、外ではやたらと元気な動物」が何を感じているのかを知る手がかりとしては、とても面白いツールになりそうです。もしペットの頭にも安全に付けられるとしたら…あなたは、愛犬・愛猫の“本音”をのぞいてみたいですか?

元記事: Device gives first view of animal brain activity in the field