2026-09-16
自然界には「生分解プラスチック製のエサ」が昔からあった?恐竜時代から続く“食べられるプラ”の正体
プラスチックごみ問題といえば、人間が作った合成樹脂がなかなか分解されず、海や土壌にたまってしまう…という話がよく出てきますよね。でも最新の研究によると、「自然界には、ずっと前から“プラスチックっぽい物質”を分解してエサにしてきた生き物たちがいる」らしいのです。
ここでいう「プラスチックっぽい物質」とは、海藻などが作る硬い多糖類(たとうるい)など。化学的な構造が、人間の作る生分解性プラスチック(時間がたつとバクテリアが分解してくれるタイプ)と似ている部分があり、これを専門に分解して栄養にしている微生物コミュニティが見つかりました。
研究によると、こうした生き物たちは数億年前から存在していた可能性が高いとのこと。つまり、「環境に優しい生分解プラスチック的なもの」と、それを“むしゃむしゃ食べる”仕組みは、恐竜が歩いていた時代からすでに自然界で回っていたわけです。
面白いのは、人間が最近になって「生分解プラスチックを作れば、自然が分解してくれるから安心でしょ」と言い出したのに対し、自然のほうはとっくに似たことをやっていた、という点。ある意味、私たちは「大先輩の技術」をマネしているにすぎないのかもしれません。
もしプラごみの処理にも、こうした“自然の分解職人”たちの力をもっと借りられたら、世界は少し変わるかも。あなたは、地球が先に発明していた「エコなプラスチック循環システム」、どう活かすべきだと思いますか?