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2026-09-15

カリフォルニア沖2,900メートルの闇から現れた「ビッグフィンイカ」が幽霊すぎる

アメリカ・カリフォルニア州沖の深海で、研究者たちがモニター越しに思わず息をのむ珍客が現れました。画面の端から、ふわっと細長い“ひも”のようなものが伸びてきたかと思うと、その先にいたのは、幻の深海生物「ビッグフィンイカ」。北東太平洋で生きた姿が確認されたのは、これが初めてです。

ビッグフィンイカは、体のわりに異様に長い腕と触手を持つイカの仲間で、先端まで入れると全長は数メートルに達すると言われます。深さ約2マイル(およそ3,200メートル)近い暗闇の中を、腕をたらしたまま、まるで“深海の凧”のようにふわふわ漂う姿は、正直ちょっとホラー映画級です。

今回の遭遇は、モントレー湾水族館研究所(MBARI)の調査船「デイビッド・パッカード号」から出した無人探査機のカメラがとらえたもの。研究者のオリヴィア・ソアレス・ペレイラさんは、最初は「変わったクラゲかな」と思ったそうですが、映像を見続けるうちにビッグフィンだと気づき、船上は一気に大興奮になったとか。

この調査の本来の目的は、海底に刻まれた奇妙な溝(ふちのギザギザした“すじ”のような傷)を調べること。研究チームは、これがクジラが深海でエサを探すときに作った跡ではないかと考えています。そんな調査の最中に、クジラのごちそう候補であるビッグフィンイカ本人(?)がスーッと登場したのだから、研究者たちも「こんな偶然ある?」という気分だったに違いありません。

深海は、まだ地球上で一番“宇宙っぽい”未知の世界と言われます。あなたは、もし安全に潜れるとしたら、こういう幽霊じみた深海生物を自分の目で見てみたいですか?

元記事: Watch an Elusive and Ethereal Bigfin Squid Float Above the Seafloor Off Central California