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2026-09-14

人類が“かかと歩き”をやめなかった理由 最新研究が教える「世界制覇の一歩」

私たち人間は、歩くときにかかとから地面につける「ヒールストライク」という歩き方をします。実はこれは、ほとんどの動物には見られない、かなり特殊なスタイルです。「もっと静かに、つま先から歩いたほうが足に優しそうなのに?」と思うかもしれませんが、新しい研究は「かかと歩きこそ、人類が長距離を歩き回るのに有利だった」と示しています。

研究チームは、被験者にいろいろな歩き方をしてもらい、エネルギー消費や足への衝撃を詳しく計測しました。その結果、かかとから着地する歩き方は、一歩あたりの衝撃は大きいものの、総合的には“燃費のいい”歩き方であることがわかりました。簡単に言うと、「ちょっとガツンとくるけど、省エネで長く歩ける」というわけです。

人類の祖先は、サバンナの中を長距離移動しながら狩りや採集をして暮らしていました。食べ物や水を探して、何十キロも歩くこともあったと考えられます。そのときに重要なのは、瞬間的な静かさよりも「どれだけエネルギーを節約しながら遠くまで行けるか」。今回の研究は、まさにその点で“かかと歩き”が有利だった可能性を示しています。

現代では、長距離通勤や旅行でたくさん歩く日もあれば、ランニングでフォームを意識する人も多いですよね。あなたは普段、自分の“かかと着地”を意識したことはありますか? 一度、自分の足音を聞きながら歩いてみると、新しい発見があるかもしれません。

元記事: One small change in walking helped humans conquer the world