2026-09-14
「赤ちゃんが泣いてるのに…」大人がスルーすると、赤ちゃんは本気でビックリしていた
「赤ちゃんって、周りの空気どのくらい読んでるんだろう?」──そんな疑問に真正面から挑んだ心理学実験の結果が公開されました。結論から言うと、生後まもない赤ちゃんでも、「大人は泣いている赤ちゃんを助けるはず」という“期待”をそれなりに持っているようだ、というのです。
研究チームは、生後数か月の赤ちゃんに動画を見せました。画面の中には、泣いている赤ちゃんと、それを見ている大人。パターンは2つで、(1)大人が泣いている赤ちゃんをあやしに行く映像と、(2)大人が完全に無視してその場を離れてしまう映像です。そして、赤ちゃんがどの場面で“ビックリ顔”を長く見つめるか(=予想外だと感じているか)を詳しく測定しました。
結果はかなりはっきりしていて、多くの赤ちゃんは「大人が泣き声を無視する」場面のほうを長く凝視したそうです。研究者は、これは「人は困っている他者を助けるべきだ」という、ごく基本的な“社会的ルール”のようなものを、赤ちゃんがすでに感じ取っている証拠ではないかと解釈しています。
もちろん、生後数か月の赤ちゃんが道徳哲学をわかっているわけではありません。ただ、人と人の関わり方についての“ざっくりした期待値”は、かなり早い段階から頭の中にできているのかもしれない、というのが面白いポイントです。
あなたが赤ちゃんだったころ、周りの大人たちは、泣いたらすぐに駆けつけてくれるタイプだったと思いますか?
元記事: Babies are surprised when adults ignore a crying infant