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2026-09-13

動いていないのに“動いて見える金属ブロック” 物理学者のだまし絵実験

「じっと見ているのに、なぜか動いて見える…」──そんな錯視(さっし)効果を、金属ブロックと磁石で再現したというユニークな物理実験が報告されました。

研究チームが使ったのは、小さな金属板と磁場をコントロールできる装置。表面に細かい模様を刻んだ金属板に、一定のリズムで磁力をかけると、板そのものはほとんど動いていないのに、観察者には「波打っている」「ぐにゃぐにゃ揺れている」ように見えるそうです。

カギになっているのは、人間の目と脳の“処理のクセ”。私たちは本当は連続していない情報を、なめらかな動きとして補完してしまいます。パラパラ漫画やアニメが動いて見えるのも、この仕組みのおかげですね。今回の実験では、そのクセをついたパターンを物理的に作り出し、「動いて見えるけど、実はほぼ動いていない物体」をデザインした形になります。

この研究は、一見するとただの面白トリックですが、応用の可能性も語られています。たとえば、エネルギーをほとんど使わずに「動いているように見える看板」や、工場の安全表示など。ほんの少しの物理的変化で人間の注意を引けるなら、省エネで目立つサインが作れるかもしれません。

あなたの身の回りにも、「よく見ると静止画なのに、なんとなく動いて見えるもの」ってありませんか?

元記事: Physicists create static metal surfaces that appear to ripple and move