2026-09-13
サンディエゴ沖に“空飛ぶエイ”大集合? レア生物が温暖化でお引っ越し中
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの沖合で、珍しい「スピンテイル・デビルレイ」というエイの仲間が群れで目撃され、地元の海好きたちがざわついています。
このエイは、普段はもっと南の暖かい海にいる種類で、体をひらひらさせて泳ぐすがたから「空飛ぶエイ」なんて呼ばれることもあります。今回、ホエールウォッチング船の船長とスポッターパイロット(上空からクジラを探す専門のパイロット)が、サンディエゴ沖の「ナインマイルバンク」というポイントで、十数匹の群れを発見しました。
ニュースが面白いのは、「なぜそんな南国系の生き物が、アメリカ西海岸の比較的冷たい海に?」という点。取材を受けた専門家は、「今年の太平洋は例年よりかなり暖かく、熱帯の生き物が北のほうまで“出張”してきている」と説明しています。いわば、海の中で“臨時の南国リゾート”が広がっているような状態です。
サーファーやダイバーのあいだでは、「クジラでもなくイルカでもない、見慣れない影が跳ねていた」と話題になっているそうですが、同時に「これは気候変動のサインでは?」という真面目な議論も起きています。珍しい生き物との出会いはうれしいけれど、背景には海水温上昇という重い問題もある、少し複雑なニュースです。
もしあなたが船の上から、この“空飛ぶエイ”たちの群れに出くわしたら、ワクワクと不安、どっちの感情が先に来そうですか?
元記事: Rare Spinetail Devil Rays Cruise Off San Diego As Pacific Boils (Video)