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2026-09-11

「電気を帯びた雨つぶ」が塗装を壊す?身近すぎる静電気の破壊力

車や飛行機の表面を守る「保護コーティング」が、思わぬ敵にやられているかもしれない──そんな研究結果が発表されました。その敵とは、なんと雨つぶです。

科学ニュースサイトによると、研究チームは「帯電した水滴(チャージされた雨つぶ)」が金属表面にぶつかるとき、目に見えないほど小さな電気放電が起こり、表面の塗装やコーティングにダメージを与えることを実験で示しました。ここでいう帯電とは、静電気の一種で、雷ほど大げさではないものの、繰り返し起きると材料にじわじわ効いてくるレベルだそうです。

実験では、人工的に電気を帯びさせた微小な水滴を、特殊なコーティング材の上に高速で落とし、そのときの電気的な変化と、コーティングの劣化具合を詳細に計測。すると、普通の水滴ではほとんど問題がないのに、帯電した水滴では、表面に微細なクラック(ひび)が増えていくことが確認されました。

この発見は、屋外で長期間使われる設備──風力発電のブレードや航空機、送電線など──の耐久性を考えるうえで、見逃せないポイントになりそうです。雨や霧の多い地域では、知らないうちに「静かな雨の電気攻撃」を受け続けている可能性があるわけですね。

私たちの日常でも、静電気でドアノブにパチッとやられてびっくりすることがありますが、あの小さなショックの積み重ねが、材料の世界では意外と大きな問題なのかもしれません。あなたは、冬場の“バチッ”対策、何かしてますか?

元記事: Charged water droplets found to damage protective coatings via tiny electrical discharges