2026-09-10
ヘビの赤ちゃんの体は“ぐるぐる右巻き”にできていた? 胎内で起きている意外なねじれ
地面をくねくねと進むヘビ。その体の中では、意外な「ねじれのルール」が働いているかもしれません。新しい研究によると、ヘビの胚(はい)=まだ卵の中の赤ちゃんの段階で、内臓や体の軸が「時計回り(右巻き)」にくるくる巻かれるように成長していることがわかりました。
研究を紹介した科学サイトによると、研究者たちは複数種のヘビの胚をCTスキャンのような方法で詳しく観察。その結果、体の中の構造が、どの個体でも驚くほど一貫して同じ方向にねじれていく様子が見えたそうです。特に腸(小腸や大腸にあたる部分)は成長がゆっくりで、そのぶん大きく時計回りに巻き込まれ、独特のらせん形を作っていくとのこと。
私たち人間を含む多くの脊椎動物でも、内臓には左右の非対称性がありますが、ヘビのように体が極端に細長くなる場合、どんなルールで“配管”しているのかは、まだよくわかっていませんでした。今回の結果は、「細長い体でも、ある程度決まった“巻き方のテンプレ”があるのでは?」というヒントになります。
この研究はまだ始まりにすぎず、「なぜ必ず時計回りなのか」「逆向きの個体は生きられないのか」など、多くの謎が残っていると研究者は話しています。
見た目はシンプルなヘビの体の中で、こんな精密な“らせん設計図”が働いていると聞くと、ちょっとヘビの印象が変わりませんか?
元記事: Snake embryos develop in remarkably consistent clockwise spirals