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2026-09-06

“やる気スコア”は本当に科学的? スマートウォッチの「レディネス値」に専門家がツッコミ

最近のスマートウォッチには、「睡眠」「心拍」「運動量」などをもとに、今日の“コンディション”を数値化する「レディネススコア(readiness score)」機能が増えています。「今日は80点だから全力トレーニングOK」「40点だから休みましょう」といったアドバイスをくれる、あの機能です。

ところが最新のレビュー論文によると、その“もっともらしい数字”は、思ったほど科学的に裏づけされていないかもしれない、という指摘が出ています。医師や研究者が各社のスマートウォッチ研究をまとめて分析したところ、「心拍数」や「歩数」のような単純な指標は比較的信用できる一方で、レディネススコアのような複合指標は、製品ごとの計算式が不明だったり、臨床試験で十分に検証されていなかったりするケースが多かったそうです。

論文の著者は、「スコアは体調のヒントにはなるが、それだけを根拠にトレーニング量を極端に変えたり、病気かどうかを判断したりするのは危険」と注意を呼びかけています。アメリカ心臓協会などの専門団体も、「腕時計タイプだけで高血圧や不整脈を自己診断しないこと」とガイドラインで明言しています。

とはいえ、スマートウォッチがまったく意味がないわけではありません。毎日の睡眠時間や、座りっぱなし時間の多さに気づくきっかけとしては有用で、「なんとなく調子が悪いな」という感覚を数字で振り返るツールとしては役立ちます。

大事なのは、あくまで“参考データのひとつ”としてほどよく付き合うこと。「今日はスコアが低いから仕事サボっていいよね」と免罪符にするのではなく、「最近ちょっと無理しすぎかな?」と自分の生活を振り返る材料にするくらいがちょうどいいのかもしれません。あなたは、時計の数字と、自分の“体の声”、どちらをどれくらい信じていますか?

元記事: Smartwatch 'Readiness' Score May Be Less Scientific Than It Looks