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2026-09-04

お金持ちは子どものお菓子を盗みがち?イグ・ノーベル賞が表彰した“イヤすぎる”心理実験

「人を笑わせ、そして考えさせる」ことで有名な“ちょっとヘンな研究”に贈られるイグ・ノーベル賞。今年の授賞式が9月3日、スイス・チューリヒで行われ、またしてもインパクト抜群の研究が話題になりました。

英ガーディアン紙などが取り上げたのが、「お金持ちのほうが貧しい人より、子どものお菓子をこっそり盗りがち」という研究。研究チームは、参加者に子どものためのお菓子ボウルを用意し、「これは子どもにあげる分です」と伝えたうえで、どれだけ自分でつまみ食いするかを観察しました。その結果、平均して裕福な層のほうが“我慢できずに”多くのお菓子を取る傾向が見られたそうです。

もちろん、これはあくまで統計的な傾向であって、「金持ちはみんな悪人」という話ではありません。研究者たちは、豊かな環境で育つと「ルールを多少破ってもなんとかなる」という感覚が養われやすいのでは、と解釈しています。つまり、社会的な立場や日常の経験が、細かい場面での“モラル感覚”に影響しているかもしれない、というわけですね。

イグ・ノーベル賞には他にも、「キスとは何か」を生物種をまたいで厳密に定義しようとした研究や、「飛びはねないおしっこ用トイレ」を物理学的に設計した研究、「土の健康状態をパンツを埋めて調べる」土壌学の研究など、日常の“あるある”を真面目に科学してしまった論文がずらりと並びました。

一見くだらなく見えるけれど、よく考えると人間社会の深いところを突いている今回の受賞作。もし目の前に「子どものお菓子」と書かれたボウルがあったら、あなたはつまみ食いを我慢できますか?

元記事: Rich people more likely to steal children’s sweets, finds Ig Nobel prize-winning study