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2026-08-28

「自分で発電するテント」爆誕? 風・雨・人の動きでスマホ充電する新素材

キャンプ場でスマホの充電が切れて困ったことはありませんか? アメリカ・UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の研究チームが開発したのは、その名も**“自家発電テント”の試作品**。テントの布を特殊な素材に置き換えることで、風や雨、さらにはテントの中で人が動く振動までも電気に変えてしまおう、という大胆なアイデアです。

カギになるのは「マグネトエラスティック素材」という、ちょっと聞き慣れない材料。ざっくり言えば、柔らかいゴムのようなシートの中に磁性の粒子が混ざっていて、曲げたり引っ張ったりすると磁力の状態が変わり、その変化をコイルで拾って電気に変換する仕組みです。これまでも腕に巻くウェアラブル機器など、小さなデバイス向けには研究されてきましたが、テントサイズにまで拡大したのは今回が初めて。

実験では、テント生地の一部をこの素材に置き換え、扇風機で風を当てたり、人が出入りして揺らしたりして発電量を測定しました。現時点で得られる電力はミリワット(1ワットの千分の1)レベルと控えめですが、センサーやLEDライト、小さなロガー機器など“省電力ガジェット”なら十分まかなえるとのこと。研究チームは、ホームレス支援など電源インフラが乏しい場所での活用も視野に入れています。

もちろん、スマホをフル充電できるレベルまでいくには、まだ改良が必要。でも、「ただ風に吹かれているだけで、テントが勝手に発電している」というコンセプトは、アウトドア好きの心をくすぐりますよね。ゆくゆくは、レインコートやバックパック、テントのフライシートなど、あらゆる布製ギアが“発電デバイス”になる未来もありそうです。

もしキャンプ用品売り場に「歩くだけで発電する寝袋」なんて置いてあったら、つい試してみたくなりませんか?

元記事: New 'magnetoelastic' tent generates electricity from wind, body movement and sound to power small devices