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2026-08-28

半分オスで半分メス? シカゴ郊外に現れた“左右で性別が違う鳥”

アメリカ・シカゴ近郊のとある庭先で、バードウォッチャーたちをざわつかせる珍客が現れました。遠目には地味な小鳥「ボボリンク」に見えるのですが、双眼鏡でよく見ると、体の左半分はオスの色、右半分はメスの色──なんと体の左右で性別の特徴が完全に分かれている鳥だったのです。

このような生き物は「両性モザイク(ギナンドロモルフ)」と呼ばれます。昆虫や甲殻類では時々見つかりますが、野生の鳥でここまでくっきり左右に分かれている例は非常にまれ。今回の個体はしばらく民家の周りに滞在していたため、研究者や愛好家がじっくり観察することができました。

ボボリンクは北米の草原にすむスズメの仲間で、オスは黒地に白と黄色の派手な模様、メスは茶色っぽく地味な色合いです。そのため、「半分だけド派手」「半分だけ地味」という見た目が、写真で見てもかなりシュール。まるで左右で別キャラがくっついているような不思議さがあります。

なぜこんなことが起きるのか。ざっくり言うと、ごく初期の細胞分裂のタイミングで性染色体の分配ミスが起き、片側の細胞群は“オス仕様”、反対側は“メス仕様”になってしまったと考えられています。人間の「性同一性」などとは別問題で、もっと物理的・細胞レベルの“左右非対称事故”に近い現象です。

研究者は、この個体が繁殖行動でどう振る舞うのかにも興味を持っています。オスとして歌って求愛するのか、メスとして巣作りするのか、それともそのどちらとも違う行動を見せるのか──自然界は、たまにとんでもない「実験サンプル」を用意してくれますね。もし庭にこんな鳥が来たら、スマホを放り出して双眼鏡を取りに走ってしまいそうです。

元記事: An ‘Extremely Rare’ Half-Male, Half-Female Bird Temporarily Took Up Residence Outside of Chicago