2026-08-27
“幸せすぎて心臓が壊れかけた”──結婚式で倒れた女性がかかったレアな病気
「うれしすぎて心臓が止まりそう!」という表現がありますが、あながち冗談とも言い切れない症例が医学誌で報告されました。医師たちが直面したのは、親族の結婚式で大喜びしていた女性が、まさにその場で“幸せ由来の心臓発作”のような状態になったケースです。
この病気は「たこつぼ型心筋症(ストレス性心筋症)」と呼ばれ、日本の医師が最初に詳しく報告したことで知られています。通常は、大きな悲しみや怒り、事故などの極端なストレスが引き金になって、心臓の一部の動きが急に悪くなる病気ですが、今回のトリガーはなんと“幸せ”。英語では**“Happy heart syndrome(ハッピー・ハート症候群)”**というニックネームまで付いています。
報告によると、この女性は披露宴の途中で胸の痛みと息苦しさを訴え、そのまま救急搬送。検査では、典型的な心筋梗塞のように見える異常が出ていましたが、冠動脈(心臓の血管)には詰まりがありませんでした。かわりに、心臓の形が“たこ壺”のように一部だけふくらんでいる画像が見つかり、ストレス性心筋症と診断されたのです。
幸い、適切な治療で数日〜数週間のうちに回復するケースが多く、今回の女性も無事に退院できたとのこと。ただ、医師たちは「うれしいニュースも体にはストレスとして作用しうる」と注意を呼びかけています。とくに更年期以降の女性に多い病気なので、周りに心当たりがいる人は頭の片隅に入れておくといいかもしれません。
あなたは、人生で一番“うれしすぎて心臓バクバクした瞬間”って、どんな出来事でしたか?