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2026-08-27

ミニ脳は“時間オンチ”? シャーレの中の脳オルガノイドに見つかった不思議なズレ

人間の脳の代わりに、シャーレの中で育てた“ミニ脳”こと脳オルガノイドを使う研究が世界中で増えています。ところが最新の研究で、「このミニ脳たちは、時間の流れ方が本物の脳とかなり違う」という、ちょっとショッキングな結果が出ました。

脳オルガノイドは、人の細胞から作った小さな立体組織で、神経細胞がネットワークを作り、電気信号も発しています。見た目も働きもミニチュア脳に近いので、発達障害や薬の影響を調べる“モデル”として期待されています。ただし今回、オルガノイドが出す電気活動のパターンを、胎児・新生児・子どもの脳波データと比べたところ、**発達のスピードが「変に早かったり遅かったり」**していて、実際の脳のタイムテーブルと合わない部分が多いことがわかったのです。

たとえば、人間の脳では生後数か月で見られるようなリズムが、オルガノイドではずっと前から現れたり、逆にいつまでたっても出てこなかったり。研究者は「時計がずれた世界の脳」をのぞいているようだと表現しています。この“時間オンチ”のせいで、オルガノイドをそのまま人間の発達のモデルとして使うと、病気の発症タイミングや薬の効き方を誤解するおそれがあると指摘されています。

とはいえ、問題がはっきりしたことで、「じゃあどう補正する?」「どんな条件なら本物に近づく?」という新しい研究も動き出しそうです。ミニ脳はまだ思春期どころか“幼児期”の技術。これからどんな成長を見せるのか、あなたはワクワクしますか、それとも少しゾクッとしますか?

元記事: Scientists just discovered a big limitation in lab-grown minibrains — they have a skewed 'sense of time'