2026-08-23
極小バットマン?カメルーンの熱帯林で「新種コウモリ」が2種まとめて見つかる
アフリカ中部・カメルーンの熱帯雨林で、なんと新種のコウモリが2種類まとめて見つかったというニュースが飛び込んできました。見つかったのは「グラウコンイクテリス」という小型コウモリの仲間で、体はずんぐり、羽には独特の模様があり、まるでミニサイズのバットマンのような風貌です。
研究チームは、カメルーン南東部の国立公園で長年にわたってフィールド調査を実施。捕獲したコウモリの体の特徴やDNAを詳しく調べた結果、従来知られていた種とは別の「まったく新しい2種」が紛れ込んでいることが分かりました。それが今回命名された Glauconycteris baka と Glauconycteris lobeke です。
名前にもストーリーがあります。前者はこの地域に暮らす少数民族「バカ族」にちなんだ名前。後者は調査の舞台となったロベケ国立公園(Lobéké National Park)から取られました。欧米の学者だけでなく、現地コミュニティと協力して研究を進めたことへの敬意が込められているのだそうです。
アフリカの熱帯林は、まだまだ“未登録”の生き物だらけと言われます。今回の発見で、このコウモリのグループだけでも確認されている種が15種類に増えましたが、研究者たちは「おそらく、まだ見つかっていない仲間がさらにいる」とみています。
地図で見るとただの緑のかたまりに見える森の中に、私たちの知らない生き物たちの世界が広がっている──そう思うと、ちょっとワクワクしませんか?
元記事: Two new bat species discovered in Cameroon’s tropical forests