2026-08-18
「CO2が増えると人はバカになる」って本当?研究者たちのガチ議論
気候変動の議論の中で、ちょっとショッキングなフレーズがネットを飛び交っています。「CO2濃度が上がると、人間のIQが下がる」という主張です。SNS上では「500ppmでIQが10ポイント減る」「室内のCO2が高いと頭が回らない」など、にわかには信じがたい話も出回っています。
これに対して、科学系のオンラインコミュニティでは専門家やエンジニアたちが真剣に反論。たとえば、「もし500ppm程度でそんなに知能が落ちるなら、換気の悪い部屋と屋外とで、あらゆる認知テストの結果に“とんでもない差”が出ていないとおかしい」「潜水艦や宇宙ステーションのように、CO2が5000ppmレベルの環境で長時間過ごしている人たちは、説明がつかないレベルで脳機能に支障が出ているはず」といった具体的な指摘も相次ぎました。
一方で、より新しい研究では「1000ppm未満でも、注意力や判断力のごく微妙な低下が見られる」とする結果もあり、「どこからが安全で、どこからが危険なのか」はまだはっきりしていません。加えて、睡眠不足や栄養状態、騒音、スマホ依存など、頭の働きに影響する要因は山ほどあるため、「CO2だけのせい」にするのは難しい、という冷静な見方も出ています。
結局のところ、「CO2を増やしていい理由にはならないけれど、“IQ10ポイント減”みたいな極端な言い方は慎重に扱うべきだ」というのが、現時点でのバランスのとれたスタンスと言えそうです。あなたは、部屋の空気が悪いとき、「なんか頭がぼーっとする」と感じたことはありますか?