2026-08-17
イギリスの海で“発光サーフィン”が流行?夜の波がネオンブルーに光るワケ
イギリス南西部コーンウォール州のビーチで、この夏「夜だけ現れる青い波」がSNSをにぎわせています。暗い海面に白い波が立つと、その縁がネオンブルーに光り、まるでSF映画のワンシーン。現地では、これを狙って夜にサーフィンやカヤックを楽しむ人まで出てきました。
正体は、夜光虫(やこうちゅう)と呼ばれるプランクトンの大発生。体の中の化学反応で光を出す生き物(生物発光)の一種で、波に揺らされたり、魚や人が水をかき回したりすると、刺激に反応してピカッと光ります。日本でも、瀬戸内や伊豆諸島などで見られることがありますが、ここまで大規模に海岸線一帯が光るのは珍しいとのことです。
コーンウォールは、イギリス人にとって「海水浴とサーフィンの聖地」のような場所。地元の観光局は急きょ「ナイト・プランクトンツアー」まで企画し、ガイド付きで海岸を歩きながら、安全に発光ショーを楽しんでもらおうとしています。一方で、強いライトで海を照らしたり、大声で騒いだりすると、野生動物にストレスを与える可能性があるため、夜のビーチマナーも呼びかけています。
研究者によれば、今年の発生には、海水温の上昇と長期的なプランクトンの変化が関わっている可能性もあるそうです。美しい光景の裏に、じわじわと気候の変化が透けて見えるのが、少し皮肉でもありますね。
真っ暗な海で、自分が動くたびに水面が青く光る――そんな体験、ちょっと怖くもありつつ、一度はやってみたくなりませんか?
元記事: Bioluminescent Plankton Turn Cornwall’s Nighttime Waves Electric Blue, Drawing ‘Glow Surfers’