2026-08-14
「空飛ぶタクシー」第1号は“救急車”だった?ドバイで始まる空の救命実験
「空飛ぶタクシー」と聞くと、観光客が空から移動する未来都市のイメージがありますが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、まず“空飛ぶ救急車”としての活用を本気で検討しているそうです。
今回発表された計画では、電動で飛ぶ小型航空機「eVTOL(イーブイトール)」を使って、交通渋滞の激しい市街地から重症患者を病院へ一気に運ぶ構想が示されました。eVTOLとは、ヘリコプターのように垂直に離着陸できる電動機で、プロペラが複数ついているドローンの大型版のような乗り物です。
ドバイ政府と航空ベンチャー企業は、すでに専用の「スカイポート(空の駅)」を市内数カ所に置く案を出しており、心臓発作など、一分一秒を争うケースでどれだけ救命率が上がるかを検証する計画です。通常の救急車では20〜30分かかる移動を、10分以内に短縮できる可能性があるといいます。
もちろん、騒音や安全性、運行コストなど課題は山積み。ドバイはもともと「世界初」「世界最大」といったプロジェクトが大好きな都市ですが、今回は単なる派手な観光アトラクションではなく、医療インフラとしての真面目な実験という点がユニークです。
日本でも、山間部や島しょ地域でドローン救急が話題になりつつありますが、「都心の上空を救急“タクシー”が飛び交う未来」、あなたはアリだと思いますか?
元記事: Dubai tests eVTOL 'flying ambulance' concept for emergency medical response