2026-08-14
「自撮りで性格診断します」?顔写真からビッグファイブを当てるAIが登場
スマホで自撮りを撮るだけで、「あなたは外向的」「ちょっと神経質」といった性格傾向(ビッグファイブと呼ばれる5つの指標)を推定する──そんなAIモデルを作った、という研究が話題になっています。
ビッグファイブとは、心理学でよく使われる性格理論で、「外向性」「協調性」「誠実性」「情緒安定性(神経症傾向の逆)」「開放性」の5つの尺度で人の特徴を表すもの。今回、研究者たちは数万人規模の顔写真と、本人が自己申告した性格テストの結果をセットにしたデータを学習させ、顔の微妙な特徴と性格スコアの関係をAIに覚えさせました。
結果として、完全に当たるわけではないものの、統計的には「ランダムよりかなりマシ」な精度で性格傾向を当てられるようになったと報告されています。とはいえ、研究者自身も「個人の運命を決めつけられるほどの精度ではないし、倫理的なリスクが大きい」と慎重な姿勢。採用選考や監視社会で悪用される可能性があるため、「技術の存在自体を社会がどう扱うかを議論すべきだ」と強調しています。
顔と性格の関係は、昔から“人相占い”のような形で語られてきましたが、今回はそれをデータと機械学習でやってみた、という感じです。科学と占いの境目がちょっとだけにじんで見えるのが面白くもあり、怖くもありますね。
もし日本の就活で「まずは自撮りをアップしてください。AIがあなたの性格を判定します」と言われたら……あなたは受け入れられますか?
元記事: AI model claims to infer Big Five personality traits from single selfie, raising ethical concerns