2026-08-14
「宇宙でいちばん丸い星」見つかる?科学者が思わず二度見した完璧すぎる恒星
宇宙の星って、教科書ではきれいな球体で描かれますよね。でも実際には、自転で引き伸ばされたり、表面がボコボコしていたりして、「まあだいたい丸い」くらいが普通です。
ところが今回、ヨーロッパの研究チームが観測した恒星は、その「まあだいたい」のレベルをはるかに超えた“超・完璧な球体”だったそうです。この星は地球からかなり離れた場所にある中年期の恒星で、質量は太陽と同じくらい。しかし自転がとてもゆっくりなため、遠心力で赤道部分がふくらむこともなく、理論上想定される「完全な球」に極端に近い形をしているとのこと。
研究者が高精度の望遠鏡データをもとに形を計算したところ、「これまで観測されたどの自然物よりも“真球”に近い」と判定されたそうです。ちなみに、私たちの太陽もかなり丸いのですが、それでもこの星には負けるレベル。人類が工場で作る高精度の金属球よりも、丸さという点では上回っているといいます。
では、なぜそんなに丸いことが重要なのか。理由の一つは、「星の自転や内部構造、磁場を知る手がかりになる」から。ほんのわずかな“いびつさ”でも、自転速度や内部の流れ方によって変わるため、形を精密に測ることが、星の中身を探る間接的な方法になるのです。
宇宙には「変な形の星」はたくさん見つかってきましたが、「真面目すぎるくらい整った星」がここまで話題になるのはちょっとおもしろいですね。あなたは、“完璧すぎる星”と“ちょっといびつな星”、どちらに親近感がわきますか?
元記事: Astronomers find star that is "most perfectly spherical object known in the universe"