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2026-08-11

「夜だけ開く本屋さん」がパリで人気に?眠れない大人たちの“秘密基地”

フランス・パリで、「夜10時に開店して、朝の5時に閉まる」という、昼夜逆転の本屋さんが話題になっています。お店の名前はフランス語で“夜ふかし図書室”といった意味で、ネオン看板のついた小さな店構えは、バーやクラブが立ち並ぶ通りの中でもひときわ異彩を放っています。

店主は元・出版社勤務の30代男性。「コロナ禍以降、自分も含めて“眠れない大人”が増えたと感じていた。夜中にスマホをだらだら見る代わりに、静かに本をめくれる場所を作りたかった」と、開業の理由を語っています。店内には、ソファ席と小さなスタンドライトが置かれていて、購入前の本でも、1ドリンクを注文すれば、じっくり腰を据えて読んでOKというスタイルです。

扱っている本は、文学や哲学のほか、SF、コミック、写真集などさまざま。とくに人気なのは、「不眠」や「夜の街」をテーマにしたエッセイや小説だそうで、深夜1時過ぎに行われるミニ読書会には、仕事帰りのシェフやUberのドライバー、夜勤明けの看護師など、いろいろな職業の人たちが集まってきます。

近所の住民には、「静かなのにちゃんと灯りがついているから安心する」「酔いすぎた友人を落ち着かせる場所としてもちょうどいい」と好意的な声も多いとのこと。日本の“深夜営業マンガ喫茶”と似ている部分もありますが、あくまで“本屋”としての顔を前面に押し出しているのが、ヨーロッパらしいところかもしれません。

あなたがもしパリを訪れたら、観光名所めぐりのあと、夜中にそっとこの本屋をのぞいてみたくなりませんか?

元記事: Paris ‘midnight bookstore’ opens only at night for insomniac readers