2026-08-09
「紙みたいに折りたためる太陽電池」で、“どこでも発電”時代がやってくる?
「スマホの背面シールが、そのまま太陽光パネルだったら便利じゃない?」──そんな未来を連想させる研究が発表されました。
米スタンフォード大学などの研究チームが、超薄型で曲げ伸ばし自由な新型太陽電池を開発したと報じられています。ポイントは“薄さ”と“軽さ”。ガラス板ではなく、まるでラップフィルムのような柔らかい基板に太陽電池を形成しており、その厚みは髪の毛よりずっと薄いレベル。それでいて、現在主流のシリコン太陽電池に匹敵する発電効率を出せるというのです。
一般的な太陽光パネルは重くて割れやすく、屋根の構造を補強しないと載せられないこともあります。一方、この“フィルム太陽電池”は、建物の壁、テント、ドローンの翼、さらには衣服など、これまでパネルを置けなかった場所にペタッと貼れるのが最大の売り。研究チームは、折り紙のように折りたたむ実験もしており、かなりラフに扱っても壊れにくいとしています。
もちろん、まだ研究室レベルの技術で、量産や耐久性、コストの問題はこれから。ただ、同じような“ペラペラ太陽電池”の研究は世界中で進んでおり、「どこでも発電できる世界」はかなり現実味を帯びてきました。日本でも、ビルの外壁や窓ガラスそのものが発電する「建材一体型太陽電池」が少しずつ導入され始めていますよね。
もし本格的に普及すれば、アウトドアでスマホを充電したり、災害時の非常電源にしたり、防災グッズとしても注目されるかもしれません。あなたなら、こんな“シール型ソーラーパネル”、どこに貼ってみたいですか?
元記事: 2026 in science