2026-08-07
「世界最年長ウイングウォーカー」98歳おじいちゃん、空飛ぶ翼の上で9分間の大冒険
飛行機の翼の上に人が立ったまま飛ぶ「ウイングウォーク」というスタントがあります。昔のサーカス飛行から続く、スリル満点のショーですが、さすがにやるのは若いスタントマン……と思いきや、今年5月、なんと98歳のおじいちゃんが新記録を樹立しました。
イギリス在住の元第二次世界大戦パイロット、ハリー・ヒーズマンさんは、2026年5月24日、ケンブリッジ近郊ダックスフォード飛行場で、複葉機の翼の上にハーネスで固定され、約9分間のフライトに挑戦。ギネス・ワールド・レコーズによって「世界最高齢のウイングウォーカー」に公式認定されました。
記録挑戦に向けて、ヒーズマンさんは約11か月かけてトレーニングを積んだそうです。高齢者向けフィットネスではなく、体幹やバランス感覚を鍛える本格メニュー。飛行中は時速およそ200キロ近い風をまともに受けるため、立っているだけでも相当な負荷がかかります。
しかも、当日はイギリスらしい肌寒い天候。普通なら屋外でじっとしているだけでもつらい気温だったといいます。それでも、フライト後のインタビューで、ヒーズマンさんは「子どもの頃からの夢がかなった。98歳でギネス記録保持者になれるなんて思ってもみなかったよ」と満面の笑みだったそうです。
この挑戦は、亡くなった妻と息子のための小児がん支援チャリティーも兼ねて行われ、多くの寄付が集まりました。記録更新だけでなく、「年齢にとらわれず、誰かのためにチャレンジする姿」に、世界中から称賛の声が寄せられています。
98歳で翼の上に立つ勇気、あなたはチャレンジしてみたいですか? それとも地上から全力で拍手する側がいいでしょうか。
元記事: 98-year-old British WWII veteran sets Guinness World Record as oldest wing walker