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2026-08-04

アメリカの湖底に“落とし物サメ”?釣り人の謎写真から始まった新種騒動

アメリカの大きな湖で釣りをしていた男性が、水中カメラにうつった“正体不明の魚”の写真をSNSに投稿したところ、「海のサメにしか見えない」「淡水なのに?」と一気に話題になりました。地元メディアは「湖にサメ出現か」と半ばパニック気味に報道。ところが、その後の専門家調査で、この生き物が“ほぼ新種”と言っていい珍しいサメの仲間である可能性が出てきたのです。

実はこの湖は川を通じて海とつながっており、潮の満ち引きの影響こそ少ないものの、塩分の薄い“汽水域(きすいいき)”が広がっています。サメの中には、アマゾン川の奥まで入り込む種など、意外と淡水に強いタイプもいて、今回見つかった個体もそうした「淡水もOKサメ」の一種ではないかと見られています。

研究チームが驚いたのは、その体つき。頭から背中にかけてがやたらと丸く、まるで誰かが落としていったカバンや工具箱が泳いでいるようにも見えることから、地元では“落とし物サメ(lost-and-found shark)”なんてニックネームまで付けられました。DNA解析の予備結果では、既知のどの近縁種とも微妙に違っており、「正式な新種認定も時間の問題」と期待されています。

もちろん、ホオジロザメのような危険生物ではなく、むしろ臆病で、人間のボートが近づくとすぐ深みに逃げてしまうそう。研究者は「釣り人がパニックになる必要はないが、撮影できたら位置情報付きでぜひ通報してほしい」と呼びかけています。

湖にサメ、というだけで少しぞくっとしますが、実際は人知れず進化してきた“珍魚”だったのかもしれません。あなたなら、この湖で釣りをしていて、このサメと目が合ったらどうしますか?

元記事: Angler’s strange ‘toolbox shark’ photo in US lake leads scientists to possible new species