2026-08-04
砂漠のど真ん中で“氷の庭園”が出現?中東の太陽光発電所で起きたナゾの現象
中東の砂漠にある巨大な太陽光発電所で、まるで「氷の彫刻庭園」のような光景が広がり、現地の技術者たちを驚かせています。強烈な日差しと高温で知られる地域なのに、パネルの足元には白く固まった塊がびっしり。ぱっと見は雪や氷のようですが、もちろん本物の雪が降ったわけではありません。
調査した研究チームによると、正体は「塩の結晶」。乾いた砂漠の地下には塩分を多く含む地下水があり、太陽光パネルの下の日陰部分でわずかに湿度が上がることで、水分だけがゆっくり蒸発し、塩だけが残って“結晶アート”を作っていたのだそうです。いわば、自然がつくった巨大な塩田(えんでん)のような状態ですね。
面白いのは、パネルの配置や角度によって風の流れが変わり、結晶の形もエリアごとにかなり違っていたこと。サンゴのように枝分かれしたものから、まさに氷のつららのような形まで、まるでアートインスタレーションのように見えたといいます。SNSで画像が広まると、「AIで生成したCGかと思った」「ファンタジー映画のワンシーンみたい」とコメントが集まりました。
とはいえ、運営側にとっては単なる“絶景”では済まない問題でもあります。塩は金属を腐食させやすく、配線や支柱を傷める原因になるからです。研究者たちは、塩の結晶がどのくらいのペースで成長するのかを測定し、発電効率への影響やメンテナンスコストをどう抑えるかを検討しているところだそうです。
砂漠の太陽光発電といえば「日差し」と「砂ぼこり」くらいを想像しがちですが、まさか“塩の芸術”まで登場するとは……。あなたはこの光景、実際に見てみたくなりましたか?
元記事: ‘Ice sculptures’ form under solar farm in Middle Eastern desert as salt crystals build up