2026-08-03
砂漠に“氷の彫刻庭園”出現?中東の太陽光発電所で起きたミステリー現象
中東の砂漠地帯といえば、カンカン照りでカラカラに乾いた大地…というイメージがありますよね。ところが、アラブ首長国連邦(UAE)の巨大太陽光発電所で、早朝になると一面に「氷の彫刻」のような風景が広がるという、ちょっと信じがたい現象が報告されました。
現場は、数十万枚の太陽光パネルが並ぶメガソーラー施設。研究者たちは、夜明け前にドローンで上空から撮影したところ、パネルの隙間や支柱のまわりに、白く光る“結晶の柱”が無数に立ち並んでいるのを発見しました。一見すると雪や氷柱のようですが、気温は氷点下には達しておらず、「いったい何が起きているのか?」と話題に。
詳しく調べると、その正体は「塩の結晶」でした。砂漠の空気中や地下水には、少量の塩分が含まれています。日中、太陽光パネルの下でわずかに温度差と湿度差が生まれ、夜になるとその水分が支柱に沿って凝縮。そこに含まれた塩が少しずつ積み重なり、まるで氷柱のような立体構造になっていたのです。自然がつくる“塩のオブジェ”というわけですね。
この予想外のアート現象は、発電所にとっては実はあまりうれしくありません。結晶が大きくなりすぎると機材を傷つけるおそれがあるため、研究者たちは「どうやって塩の成長をコントロールするか」を検討中。それでも、ドローンで撮影された早朝の風景は、「砂漠のど真ん中に氷の彫刻庭園が現れたみたい」とSNSで話題になりました。
灼熱の砂漠と“氷のような”結晶というギャップが面白いですが、もし自分の家のソーラーパネルにも、ある日こんな塩の彫刻が生え始めたら…あなたなら写真を撮りますか、それとも真っ先に掃除しちゃいますか?
元記事: Salt ‘icicles’ mysteriously growing at UAE solar farm puzzle scientists