2026-08-02
海の中の“電車通勤”?サメが「見えないレール」に沿って深海を大移動していた
サメというと、海の中を自由気ままに泳ぎ回っているイメージがありませんか?ところが、最新の追跡研究から、ある種のサメたちは**まるで電車の路線図のような「見えない通り道」**に沿って、驚くほどきっちり移動していることがわかりました。
研究チームは、深海を回遊するサメに小型の発信器をつけて、長期間にわたり位置データを記録しました。その結果、サメたちはただウロウロしているのではなく、海底の山脈や谷、温度の境目(暖流と寒流の“継ぎ目”)などに沿って、ほぼ同じルートを繰り返し通っていることが判明。なかには、数千キロメートルもの距離を、ほぼ毎年同じタイミング・同じ深さで往復している個体もいたそうです。
この「見えないレール」は、えさとなる魚が集まりやすい場所だったり、サメにとって泳ぎやすい“水のエスカレーター”になっていたりする可能性があります。人間の高速道路や鉄道と同じく、「エネルギーを節約して効率よく移動するための道」を、サメたちが何世代にもわたって“学習”してきたのかもしれません。
私たちから見ると広大で境界のない海も、サメにとっては、線路と駅のきっちり決まった路線図のように見えているのだとしたら…次に海の地図を眺めるとき、その上に“サメ鉄道”を想像してみるのも楽しいかもしれませんね。
元記事: This Hidden Ocean Waterfall Is So Massive It Redefines "Biggest in the World"