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2026-07-25

ロンドンのバスで保護されたサル、その“前日談”は? イギリスの外来ペット事情

前の記事で紹介したロンドンの路線バスに置き去りにされたマーモセットですが、今回のニュースをきっかけに、イギリスの「エキゾチックペット(珍しい動物をペットとして飼うこと)」の問題も改めて注目されています。イギリスでは、サル類をペットとして飼う場合、厳しい許可制度や飼育環境の基準を満たす必要があり、2020年代以降は規制強化の流れが続いています。

マーモセットは中南米原産の小さなサルで、大きさはおよそ20センチ前後。大きな耳や、ぴょんぴょん跳ねる動きが人気ですが、本来は複雑な社会性と高い知能を持った野生動物です。専門家によると、一般家庭で適切な環境と栄養を整えるのは非常に難しく、ストレス行動や健康被害につながりやすいとのこと。今回のように「持ち主不明の置き去り」という形で見つかる例も、過去に何度か報告されています。

イギリスの動物保護団体は、SNSで拡散される“可愛い動画”が安易な飼育希望をあおってしまうことを懸念しており、「サルを飼う前に、まず保護施設の見学や専門家への相談を」と呼びかけています。日本でも、フクロウカフェやエキゾチックアニマルカフェが話題になる一方で、同様の問題が指摘されていますよね。

路線バスの一件自体はユニークなニュースですが、その裏側には「人間の好奇心」と「動物の幸せ」をどう両立させるかという課題が見え隠れします。あなたは、珍しい動物を“間近で見たい気持ち”と、“野生のままでいてほしい気持ち”、どちらが強いですか?

元記事: Abandoned on a London bus, a hidden marmoset is recovering at a sanctuary