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2026-07-23

天の川銀河、じつは「ひっくり返っていた」?100億年前の衝突の名残かも

私たちが住む天の川銀河は、横から見ると円盤状の“渦巻き銀河”としてよく描かれますよね。しかし最新の研究によると、この円盤そのものが、過去の大事件で「90度近くひっくり返った」可能性があるそうです。宇宙規模の大転倒です。

研究チームは、銀河の構造や星々の動き方を詳しく調べるシミュレーションと観測データを組み合わせ、約100億年前に天の川が小さな矮小銀河(わいしょうぎんが)と正面衝突したというシナリオを検証しました。矮小銀河とは、質量がかなり小さいミニサイズの銀河のことですが、それでもぶつかれば重力の影響は無視できません。

解析の結果、この衝突によって、もともとある方向に回っていた天の川の円盤が、大きく傾き、ほぼ直角レベルまで「フリップ」したと考えると、現在観測される星の分布や運動がきれいに説明できるといいます。簡単に言うと、昔は“縦向き”に回っていた円盤が、今は“横向き”に回っているかもしれない、というイメージです。

もちろん、これはまだ仮説を含む研究ですが、もし本当だとすると、私たちが夜空を見上げるときの「天の川の姿」は、銀河のダイナミックな歴史の“結果”にすぎない、ということになります。何十億年もかけて、銀河同士がぶつかったり飲み込んだりしながら、今の形に落ち着いているわけです。

宇宙のスケールで見ると、「ひっくり返る」なんて案外よくあることなのかもしれません。自分の人生の方向転換だって、宇宙から見ればかわいいもの…と考えると、ちょっと気が楽になりませんか?

元記事: Milky Way's disk may have flipped more than 90 degrees after ancient collision