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2026-07-22

「カビだらけのパンプキンの皮」が、じつは超有能な“天然保存材”だった

ハロウィンなどで大量に出るカボチャの皮。ふだんはゴミとして捨てられがちですが、「もったいない精神」が得意な研究者たちが、これをうまく活用できないか?と本気で調べています。その結果、パンプキンの皮が食品を長持ちさせる天然保存料としてかなり優秀らしい、という研究が次々と報告されています。

カボチャの皮には、ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらは脂肪の酸化(いわゆる“油の酸っぱくなるニオイ”)を防いだり、細菌の増殖を抑えたりする働きがあるため、うまく抽出して使えば、化学合成の保存料を減らせるかもしれません。

ある研究では、カボチャの皮からアルコール抽出したエキスを生クリームに混ぜて保存し、味やニオイ、細菌の数をチェックしました。その結果、通常よりも酸化が進みにくく、冷蔵保存中の品質が保たれたと報告されています。また別のチームは、パンプキン皮のエキスと**高圧処理(HPP:高い圧力をかけて殺菌する先端技術)**を組み合わせることで、カボチャピューレの保存性を高めることに成功したと発表しました。

さらに、皮そのものを粉末にしてクッキーやビスケットに混ぜ込む研究も。これにより、食物繊維や栄養価をアップさせつつ、サクサク感や味も保てる“機能性おやつ”が作れたと報告されています。食品廃棄物を減らしつつ、栄養もプラスする、まさに一石二鳥のアイデアです。

日本でもカボチャはおなじみの野菜ですが、皮までフル活用する発想は、まだ一般的とはいえません。いつか「パンプキン皮入りヨーグルト」や「カボチャ皮クッキー」が普通にスーパーに並ぶ日が来るかもしれませんね。あなたは、“皮ごと活用フード”があったら試してみたいですか?

元記事: Wasted pumpkin peel can keep your food fresh