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2026-07-21

標高6700メートルにネズミ!?エベレスト級の寒さで生きる“高すぎる”げっ歯類

「ネズミ」と聞くと、都会の路地裏や田んぼのあぜ道を想像する人が多いと思いますが、南米アンデスでは、そんなイメージを大きく裏切る“とんでもない場所”にすむネズミが見つかりました。

研究者たちが注目したのは「アンデス・リーフイヤードマウス」という小型のげっ歯類。今回の調査で、このネズミが標高およそ6700メートルという“ほぼエベレスト級”の高さに生息していることが確認されました。酸素は薄く、気温は氷点下、木も草もほとんど生えない世界です。

普通なら哺乳類が暮らせるような環境ではありませんが、このネズミは体の仕組みを大きく変えることで適応していました。研究によると、心臓や筋肉で酸素を効率よく使えるようになっており、体温を逃がさないための毛皮も特別な構造をしているそうです。いわば「究極の高地仕様ネズミ」といったところでしょうか。

エベレスト登山では、標高8000メートル付近を「デスゾーン(死のゾーン)」と呼び、人間が長時間いることはほぼ不可能とされています。その少し下とはいえ、そんな高地で小さなネズミが普通に暮らしていると聞くと、人間のほうが“貧弱な生き物”に思えてきます。

研究チームは、このネズミの遺伝子や体の仕組みを詳しく調べることで、高山病の治療や、低酸素環境での人間の活動にもヒントが得られるかもしれないと期待しています。

あなたは高山に行くなら、最新の高機能ダウンジャケットと、このネズミの“体の仕組み”、どちらを選びたいですか?

元記事: How a Tiny Mouse Survives Higher Than Any Other Mammal