2026-07-18
タマゴを産む珍獣エキドナ、「双子ベビー」がふ化 サンディエゴで超レアな快挙
アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ動物公園サファリパークで、とんでもなくレアな「赤ちゃん誕生ニュース」が話題になっています。オーストラリアやニューギニアに生息するハリモグラの仲間「エキドナ」のタマゴがふ化し、しかも“双子”だったというのです。
エキドナは、哺乳類なのにタマゴを産むという超変わり者グループ「単孔類(たんこうるい)」に属します。仲間はほぼカモノハシだけで、地球上でもかなりマイナーな存在。しかもエキドナの繁殖はとても難しく、動物園での飼育下ふ化は世界的にもそう多くありません。
今回サンディエゴで生まれたのは、1つのクラッチ(産卵)からふ化した2匹の赤ちゃん。いわば「エキドナ双子ベビー」です。担当スタッフによると、ふ化したての赤ちゃんは“ゼリー豆”くらいのサイズで、体重も数グラムほど。まだトゲも柔らかく、モコモコというよりツルンとした見た目だそうです。
エキドナのママは、タマゴを産むとお腹の「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる袋に入れて温めます。カンガルーのポケットのようなイメージですね。赤ちゃんはそこでふ化し、しばらくの間、袋の中でミルクを飲んで育ちます。日本ではまず見られないタイプの子育て方法なので、聞くだけでちょっとSFっぽく感じませんか?
園側は、この双子の成長を慎重に見守っていて、性別などの詳細はもう少し大きくなってから発表する予定とのこと。将来的には一般公開も視野に入れているそうです。単孔類の繁殖データは、野生個体の保護にも役立つため、研究面でも大ニュースだと専門家はコメントしています。
もしサンディエゴに行く機会があったら、パンダやキリンだけでなく、「タマゴを産む不思議な哺乳類の双子」にも会いに行ってみたくなりませんか?
元記事: Rare echidna 'twins' hatch at San Diego Zoo Safari Park