2026-07-18
釣りがうますぎるネコ科、「フィッシングキャット」が再注目 水辺を支配するハンター
ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立動物園が、野生の**フィッシングキャット(Fishing cat)**に関する特集記事を公開し、「こんなネコ科がいたのか!」とじわじわ話題になっています。名前の通り、“釣り(フィッシング)が得意なネコ”です。
フィッシングキャットは、インドやバングラデシュなど南アジアの湿地やマングローブ林にすむ中型のネコ科動物。体長は中型犬くらいで、見た目は大きめのイエネコにも似ていますが、水辺生活に特化した進化を遂げています。水をはじく毛、半分だけ水かきのついた前足、そして水の中の小さな波紋をとらえる鋭い感覚で、魚やカニを器用につかまえるのが得意技です。
面白いのは狩りのスタイル。水際でじっと待ち構えて、魚が近づいてくると前足で「バシャン!」と水面を叩き、驚いて逃げようとした魚を素早く捕まえるのだとか。日本の釣り番組に出したら、視聴率が取れそうなレベルのハンターぶりです。
しかし近年、湿地の開発や農業用地への転換によって、彼らの生息地は急速に失われつつあります。そのため国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「危急種(Vulnerable)」に分類され、保護活動の対象になっています。動物園では、展示だけでなく繁殖や生態研究、現地での保護プロジェクト支援にも力を入れているそうです。
ネコ好きとしては、水を怖がるどころか「水辺こそホーム」というこのギャップにグッと来てしまいます。もし動物園でフィッシングキャットの実演狩りショーが見られたら、あなたは最前列で見てみたいですか?
元記事: 7 Fascinating Facts About the Fishing Cat, a Wild Cat With an Aquatic Lifestyle