2026-10-24
AI関連株が世界同時安 「投資過熱」懸念で時価総額が一日で急減
世界の株式市場で、人工知能(AI)関連企業の株価が急落し、全体相場を押し下げています。10月22日の取引では、AIインフラや半導体、大型テック企業を中心に売りが広がり、ニューヨーク市場だけでなく欧州・アジアの主要指数も下落しました。背景には、AI向けの設備投資やデータセンター建設に資金が集中しすぎているのではないか、という投資家の「過熱感」への警戒があります。
報道によると、米国の主要AI銘柄の一部は1日で10%近く値下がりし、世界の大富豪6人の資産合計が1日で約1,300億ドル(約20兆円)減少したとの試算も出ています。とくに、生成AI(GenAI)向けGPUやクラウドサービスを手がける企業は、ここ数年の期待先行の株高が続いており、「成長は本物だが、株価は行き過ぎている」との見方が強まっています。
一方で、多くの企業は依然としてAI投資を拡大しており、長期的な需要見通しは変わらないとの指摘もあります。今回の調整は、金利動向や地政学リスクと相まって、AIバブル懸念がどの程度現実味を帯びているのかを市場が探る局面とも言えます。日本の投資家にとっても、AI関連銘柄への依存度が高い海外株式インデックスや半導体ETFの値動きに注意が必要です。
元記事: Sharp drops for AI stocks overwhelm markets worldwide as oil prices jump