2026-10-18
AIスタートアップ資金調達、10月だけで308億ドル 超大型ラウンドが相次ぐ
AI(人工知能)スタートアップへのマネー流入が、10月に再び過熱しています。調査サイトによると、2026年10月時点でAIを中核事業とする企業が少なくとも614件の資金調達を実施し、開示ベースの合計額は約308億ドル(約4.7兆円)に達しました。最大ラウンドは推論(推測処理)向け基盤を手がけるDecart社の70億ドル調達で、AIインフラ企業Axiom Solutions InternationalとMiroMindがそれぞれ20億ドルと並びます。いずれもクラウドやチップ、データセンターなど「土台部分」を強化するプレイヤーです。
地域別では、依然として米国と欧州が中心ですが、イスラエルや中東、インドなどからもAIチップやエージェント型ソフトウエアの大型案件が現れています。調達ラウンドの多くは成長資金を目的としたシリーズC以降で、IPO(新規株式公開)前の「最後の勝負」をかける企業が目立ちます。一方で、コア事業にAIを掲げていない企業は統計から除外されており、実際のAI関連投資額はさらに大きい可能性があります。資金の偏在により、一部の巨大プレイヤーが研究開発力と計算資源を独占する構図が強まるとの懸念も出ています。
元記事: AI Funding — October 2026: $30.8B across 614 rounds | AGENCCY