2026-10-17
中国がAI関連ハイテク輸出を制限 「国家安全保障」を理由に新ルール
中国政府は2026年10月16日、人工知能(AI)を含む一部ハイテク製品の輸出規制を強化すると発表しました。対象には、高性能な半導体(チップ)やAIアルゴリズム、軍事転用が懸念されるソフトウエアなどが含まれるとされています。中国商務省の報道官は声明で、「国家安全保障を守るために必要な措置だ」と強調し、安全保障上の脅威や技術流出への懸念を理由に挙げました。
今回の動きは、米国などが中国向けの先端半導体やAI関連装置の輸出規制を拡大していることへの対抗措置という見方も出ています。先端AIモデルの開発には大量のGPU(画像処理半導体)やクラウド計算資源が不可欠であり、輸出規制は国際的なサプライチェーンや研究開発プロジェクトにも影響を与える可能性があります。
専門家の間では、中国発のAIスタートアップや多国籍企業の開発拠点が、どの程度この規制の対象となるかに注目が集まっています。また、各国が自国の安全保障とイノベーション推進のバランスをどう取るのか、AI技術をめぐる「経済安全保障」の新たな局面として議論が広がりそうです。
元記事: China moves to curb tech exports, including AI, citing national security risks