2026-10-14
マイクロソフト、「Maia 300」AIチップを発表 クラウドからCopilotまで次世代AI基盤を狙う
マイクロソフトは10月12日、自社設計による最新AIチップ「Maia 300」を公表した。これは同社クラウド基盤「Azure(アジュール)」のデータセンター向けに設計されたアクセラレータで、大規模言語モデル(LLM)や画像生成AIなど、計算負荷の高い生成AIワークロードを高速かつ省電力で動かすことを狙う。
報道によると、Maia 300はTeams(チーム向けコラボツール)やCopilot(AIアシスタント機能)、企業向け生成AIサービスなど、マイクロソフト製品全体の応答速度と安定性を改善する位置付けだ。自社チップを使うことで、外部GPU(NVIDIAなど)への依存度を下げつつ、ソフトウエアとハードウエアを一体最適化できるとしている。
同社は、Maia 300を含む専用チップ群を今後数年で大規模に展開し、開発者向けの「エージェント型」AIや、より長時間タスクを処理するクラウドサービスを支える計画だ。ただし、市場では依然としてGPU不足や電力コストの高騰が課題となっており、新チップがインフラのボトルネック解消につながるかが注目される。